ホルスタイン共進会とブラック・アンド・ホワイト・ショーは、酪農家にとって、一大イベントです。
酪農家が経営を営むためには、多くの業者とかかわります。
飼料メーカー・添加剤メーカー・機材メーカー・器具メーカー・薬品メーカー・授精所・獣医師・その他もろもろ。加えて、それらの販売店・代理店等々。
そのメーカーや販売店は、皆さん酪農家との商売によって利益をあげ、経営が成り立っているのです。
しかし、酪農家にとっての一大イベントである共進会（ショー）に、それらのメーカーや販売店の担当者が、顔を出しているでしょうか。極めて疑問です。そのために、共進会（ショー）には観客が集まらず、寂しい大会となっている一因があるでしょう。
皆さん酪農家にとって、一年に数回のイベントに、酪農家との取引で利益をあげ経営を成り立たせているメーカーや販売店が、何故、顔をださないのか。
酪農家の皆さん、メーカーに軽んじられていませんか。単に、利益をあげる相手だと。
かって、今は亡き歌手・三波春夫は言いました。「お客様は、神様です。」と。
この気持ちが、メーカーや販売店にあるのでしょうか。いささか疑問に感じます。
皆さん酪農家にとって、年に数回の一大イベントに、メーカーや、その販売店は協賛し、顔を出すべきでは、と思いませんか。顔もださず、協賛もしない業者には厳しく対応して、注意喚起すべきです。消費者・お客様として。
また、ホルスタイン改良同志会や、共進会（ショー）開催の事務局の方々は、酪農関係業者に対して、もっともっと協賛への努力をするべきです。
観客が集まり、素晴らしい共進会（ショー）にするためにも。
