ホルスタイン共進会(BWショー)の命綱である頭絡(ストラップ) ④ 手入れ編

皆さんは、ショー・リングで頭絡が外れて牛が自由に動き回っている場面を見たことがありますよね。

この原因は二つあります。
一つは、ウシの頭の大きさに対して大きすぎる頭絡を装着したため、外れることです。
二つ目は、頭絡のリード・ストラップが切れてしまったことです。

一つ目の頭の大きさに合わない頭絡を装着したときは、たとえウシが逃げても、手元にまだ頭絡があるため、とりあえずはその頭絡でウシを捕まえることはできます。

二つ目の頭絡のリード・ストラップが切れたときは悲惨です。手元にある頭絡でウシを捕まえたところで、短くなったリード・ストラップでは、ウシをコントロールできないからです。

この原因は、リード・ストラップの手入れにあります。
皆さんは、ショーが終わると、頭絡をそのままショー用の道具箱に放り込んでいませんか。
優秀なスポーツ選手は、道具を大切にして手入れを怠りません。

皆さんも、ショーが終わって頭絡をしまうときは、油をつけて磨いてからショー用の道具箱にしまってください。
そして次のショー時期が来て頭絡を道具箱から出すときは、頭絡の強度をしっかりと確認してください。

市町村単位や同志会単位のショーは、通常、リングとウシの繋留場所が近いため、代替頭絡の手当が簡単ですが、上位のショーになりますと、リングと繋留場所が離れているため、頭絡の手配に時間がかかります。
そこで、ショー開催の事務局は、未経産牛用の小さい頭絡と経産牛用の大き目の頭絡の二つを容易しておくことを勧めます。