ホルスタインの乳房の容積に関係する『乳房の深さ』

“乳房の深さ”というと、後乳房の長さと思いがちですが違います。

“乳房の深さ”とは、飛節に対する乳房底面の距離を見ます。乳房底面が飛節のかなり上にあるときを”浅い”、飛節の少し上にあるものを”適度”、飛節より下にあるものを”深い”と表現します。

乳房底面が傾斜している場合は、最も低い位置で見ます。

乳房の汚れや、ウシが起立するときの乳頭の損傷を避けるためには、浅いほうが有利ですが、乳房の容積を考えた場合は、あまり浅いと不利になります。

一方、あまりに深い(飛節よりも下)と、ウシが起立するときに乳頭を傷つけることがありますし、産次が進むとともに、乳房が垂れ下がり、ブラジャーをつけるか、淘汰の一因になります。

“乳房の深さ”は、年齢相応の乳房の大きさを持ち、かつ、産次が進んでも乳房底面が飛節の上にあることが重視されます。