第9回全日本ブラック・アンド・ホワイト・ショウ(2018年)出品牛の種雄牛の分析

2018年4月13・14日に静岡県御殿場市で開催された第9回全日本ブラック・アンド・ホワイト・ショウ( 2018 セントラル ジャパン ホルスタイン ショウ と共催)の出品牛の種雄牛を分析してみました。
出品牛の情報は、出品目録「 9 th All Japan Black and White Show 」によります。

出品牛の月齢によるクラス分けは表1の通りです。
ここで、第12部は高能力牛となっておりますので、この部を除いた計11部の出品牛を調査対象にしました。

調査対象にした計11部に出品された雌牛は合計204頭で、その種雄牛の国別にみたのが表2です。
アメリカ産種雄牛の娘牛が132頭(65%)、カナダ産種雄牛の娘牛が47頭(23%)、国内種雄牛の娘牛は25頭(12%)となっています。

次に、どこの授精所の種雄牛の娘牛が多いいかを見たのが表3です。
娘牛が最も多いいのは、セレクト サイアーズ(アメリカ)で、14頭の種雄牛から70頭の娘牛が出品されています。次に、シーメックス アライアンス(カナダ)で、17頭の種雄牛から49頭の娘牛が出品されました。第三位はセント ジャコブス(アメリカ)で、8頭の種雄牛から30頭の娘牛が出品されました。
国内授精所では、ジェネティクス北海道がトップで、6頭の種雄牛から17頭の娘牛が出品されました。
なお、204頭の出品牛は、76頭の種雄牛から生産されました。

次いで、76頭の種雄牛の内、出品娘牛が多い上位10頭の種雄牛を示したのが表4です。
トップは アメリカ・セレクト サイアーズの デスー BKM マッカチェン 1174 ET で、17頭の娘牛が出品されています。2位は同じく セレクト サイアーズの メープルダウンズアイ G W アットウッド ET で、15頭の娘牛が出品されています。
国産種雄牛では、ジェネティクス北海道の ミッドフィールド CCM アイオーン  で、7頭の娘牛が出品されました。